ボブ・ディランがゴミ箱に捨てた「Mr. Tambourine Man」の歌詞の草稿がオークションへ　1億円か？

ボブ・ディランがゴミ箱に捨てた「Mr. Tambourine Man」の歌詞の草稿がオークションへ　1億円か？
2025/01/12 22:03掲載 amass
https://amass.jp/180299/s
drafts of Mr Tambourine Man lyrics – Photograph: Julien's Auctions

ボブ・ディラン（Bob Dylan）がゴミ箱に捨てた「Mr. Tambourine Man」の歌詞の初期の草稿がオークションに出品されます。落札予想価格は40万ドルから60万ドル（約6300万円～約9500万円）。

1964年3月、ロック・ジャーナリストのアル・アロノヴィッツが目を覚ますと、ボブ・ディランがソファで眠っており、ゴミ箱には「Mr. Tambourine Man」の歌詞がくしゃくしゃに丸められて捨てられていました。

22歳のディランはアロノヴィッツの自宅で一晩かけてポータブル・タイプライターで新曲を書き、推敲を重ねた後、その初期の草稿を捨て、友人のソファでくつろいでいました。

それから61年。アロノヴィッツがゴミ箱から救い出し、子供たちに渡したこの歌詞の初期の草稿も出品されるオークションが、2025年1月18日に米テネシー州ナッシュビルのミュージシャンズ・ホール・オブ・フェーム＆ミュージアムで開催されます。

2005年に亡くなったアロノヴィッツの書類、写真、オーディオテープの250箱を三年間かけて調べた結果、2024年にこの歌詞の初期の草稿を発見した息子のマイルズ・アロノヴィッツは、発見の経緯についてこう話しています。

「父は何も捨てなかったし、僕たちは“Mr. Tambourine Man”のストーリーを知っていたんだけど、父はそれを失くしてしまった。父にとってとても大切なものだったんだけど、どこにあるのか分からなくなっていたんだ」

アロノヴィッツのアーカイブにあったこの曲の3つの草稿を見ると、ディランが「bootheels」を「feet」に、「magic」を「priceless」に置き換えていることが分かります。また、歌詞を削除したり短くしたり、新しい節を後の草稿に挿入したりもしています。

（※以下略、全文は引用元サイトをご覧ください。）

●Bob Dylan – Mr. Tambourine Man (Official Audio)
https://www.youtube.com/watch?v=oecX_1pqxk0