【今すぐご確認を】重症急性呼吸器症候群コロナウイルス(SARS-CoV-2)・BMI40kg/m2以上がヤバいと判明

計算式

BMI ＝ 体重kg ÷ (身長m)2
適正体重 ＝ (身長m)2 ×22

身長と体重から肥満度を示すBMIと適正体重を計算します。

https://keisan.casio.jp/exec/system/1161228732
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COVID-19 and obesity—lack of clarity, guidance, and implications for care

Stuart William Flint
Abd A Tahrani

Published:April 29, 2020

重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2（SARS-CoV-2）と呼ばれるウイルスによって引き起こされるコロナウイルス病2019（COVID-19）は、2020年3月11日にWHOにより世界的なパンデミックとして発表されました。 COVID-19は、ほとんどの人では命に関わることはありませんが、他の人にとっては致死的になる可能性があります。 正確な死亡率は地域や国によって大きく異なり、特に70歳以上の人の死亡リスクが高くなっています1。

COVID-19はその高い感染性のため、世界中の医療システムを脅かしており、イタリアではCOVID-19感染者の9～11％が集中治療室への入院を必要とし、集中治療室の病床を圧迫しています2。

その結果、各国は医療システムが需要に対応できるようにカーブを平坦化するために様々な行動を取りました。

2020年3月23日、英国政府は「英国におけるすべての人のための社会的遠距離化のためのガイダンス」を発表した。 このガイダンスは、とりわけCOVID-19の感染と潜在的な拡散を減らすために大いに必要とされている。 このガイダンスの中では、いくつかの要因が重症化の脆弱性を高めるものとして特定されており、その結果、社会的距離を維持するための努力は、これらのグループのためにより厳格になることになっています。

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重症化の脆弱性を高める要因の一つとして、BMIが40kg/m2以上であることが確認されているが、これも米国疾病対策予防センターによって独立した危険因子としてリストアップされている。 高いBMIは2型糖尿病、心血管疾患、高血圧のリスクの増加と関連していることは認識されていますが、これらはすべてCOVID-19,3の悪い転帰の予測因子です。

これまでのところ、特にBMIが40kg/m2以上の人にCOVID-19の有害な転帰を示すデータはない。 このデータの欠如は、高リスク状態の理由として同定された他の因子とは異なり、独立した危険因子としてBMIが40kg/m2以上の人が高リスク群に含まれる理由を説明する情報が乏しい理由を説明しているのかもしれない。 それに比べて、糖尿病患者が重症化リスクが高い理由についての情報は、糖尿病患者、医療従事者、地域支援ネットワークの間で広く共有されている。

BMIが40kg/m2以上の人がCOVID-19に罹患すると重症化しやすいとされていることを考えると、BMIが40kg/m2以上の人の病気のリスク上昇に関する情報が乏しいことは、曖昧さにつながり、不安を増大させる可能性がある。 同様に、懸念されるのは、BMIのカットオフ（≧40kg/m2）は、BMIが低くても肥満の人に誤った安全性を与えるかもしれないということである。 したがって、なぜBMIが40kg/m2以上であることがCOVID-19の結果として重症化のリスクを高めるカットオフ値として特定されたのかについての認識を高めるためのより多くのエビデンスと情報が必要であり、また、医療従事者、組織、慈善団体が支援を求める個人に情報を提供し、ケアするためにも必要である。

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https://www.thelancet.com/journals/landia/article/PIIS2213-8587(20)30156-X/fulltext
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