ストロベリー・スウィッチブレイド：彼女らは今はどこにいるのか？大ヒットの後に姿を消したグラスゴーのゴスバンド

Strawberry Switchblade: Where are they now? The goth Glasgow band who disappeared after their big hit
By Liam Smillie　Published 24th Apr 2023, 15:39 BST
GlasgowWorld ※DeepL翻訳
https://www.glasgowworld.com/whats-on/arts-and-entertainment/strawberry-switchblade-where-are-they-now-glasgow-goths-original-80s-since-yesterday-new-romantic-glasgow-80s-music-4116853
80年代半ばの象徴的なスタイルで登場したローズ（左）とジル・ブライソン（右）。

■ストロベリー・スウィッチブレイドはどうなった？

ストロベリー・スウィッチブレイドは、80年代のグラスゴーのニューウェーブ・ポップ・バンドで、グラスゴーのゴスたちの世代を象徴する存在でした。

当時のグラスゴーのシーン（そしてThe Cureに端を発する、より広範なイギリスのゴスシーン）に大きく触発されたジリー・ブライソンとローズ・マクドールは、1981年にポップグループ、ストロベリー・スウィッチブレイドを結成しました。

ジルとローズは80年代を通じてグラスゴーのニューロマンティック・ボヘミアン・アートシーンの重要な部分を担っていた。彼らはそれぞれのキャリアを通じてスコットランドのパンクバンド、ニューソニックス（後のオレンジ・ジュース）と親交があり、ローズはペイズリー・パンクバンド、ザ・ポエムズの一員として活動していた。

自分たちのバンドを結成する際、マクドールはオレンジ・ジュース（Orange Juice）のジェイムス・カークから「Strawberry Switchblade」という名前をもらった。彼はもともと自分のバンドのために作る予定だったある同人誌にこの名前を使うつもりだったが、実現しなかった。（※中略）

ストロベリー・スウィッチブレイドがチャートで大成功を収めるのは、彼らがズー・レコードから2枚目のシングル「Since Yesterday」をリリースしてからであった。

1984年末にリリースされた「Since Yesterday」は、1985年初頭にUKトップ10ヒットとなり5位を記録、ヨーロッパでも成功を収めたが、日本では大スターダムとなった。この曲のミュージック・ビデオでストロベリー・スウィッチブレイドが演じたバンドのニュー・ロマンティックな「ゴシック・ロリータ」スタイルを、グラスゴーやその他の地域の何千人もの若者たちが真似しようとしたのです。

彼らはイギリスの雑誌「スマッシュ・ヒッツ」の一面を飾り、1985年以降、彼らのスタイルと名声は確固たるものとなった。（※中略）

■ローズ・マクドール

ローズが初めて音楽の世界に足を踏み入れたのは、ペイズリーのアートパンクトリオで、ローズがストロベリー・スイッチブレイドを結成する3年前、1978年に当時の夫ドリュー・マクドールと結成しました。

ストロベリー解散後も音楽活動を続け、多くのネオフォークバンドと共演し、現在所属するナイトスクールレコードのマイケル・カスパリス、熟練チェリストのジョー・クエイル、息子のボビ・リーといった新旧の友人とともにグラスゴー近郊で演奏しています。

近年では、ロンドンのElektrowerkzで貴重なライブを行ったこともあるマクドール。2020年、ロバート・リーと作った1993年のアルバムから「Under The Yew Possessed」が再リリースされ、Sorrow名義でリリースされた。

ローズはかつて、大きなレコードレーベルと仕事をし、名声の絶頂期にロンドンに引っ越したことが孤立を招き、デュオが疎遠になったと話している。

ローズは、「大きなレコード会社と契約している時点で、あなたは商品です。彼らは見返りを求めます。彼らはあなたにお金を稼がせることを望んでいるのです。」

「だから、クリエイティブなパートナーシップを組むべき相手とうまくいっていない場合（実際うまくいっていなかった）、どんな形であれ、快適ではない。自分たちを守るためにも、バンドとして一致団結する必要があるんだから、そうでないとまずいよね。」

●Strawberry Switchblade — Since Yesterday
https://www.youtube.com/watch?v=x7QPBzAJ_io