往復ビンタ10発以上「きつい振りすんな！」竹田高剣道部主将“死亡事件”から12年…遺族が明かす“暴力指導の壮絶さ”
2009年8月22日。工藤剣太さん（当時17）が死亡した経緯から振り返る。
ここまで描写できるのは、両親が部員たちの協力を得て、証言を聞き集めたからだ。当初、大分県の教育委員会と学校関係者が示した報告書は、ごく簡単な時系列に過ぎなかった。
部の後輩でもあり、事の一部始終を見ていた弟が「事実と違う！」と怒りをあらわにしたことから
真実追及がなされたことを、まず確認しておきたい。練習は午前9時から始まった。剣道場には顧問と副顧問がいた。
基本練習をし、午前10時ごろに給水。各自、コップ2杯程度の水分を取った。
この部では日頃から、「次の練習に響かないよう水分摂取は少なめに」という誤った認識が植え付けられていた。
https://number.bunshun.jp/articles/-/849721
２以降へつづく- 剣太さんは部員たちに起こされても、違う方向を向いて動かなかった。竹刀を払われても拾おうとせず、持っているかのようなしぐさをした。
重度の熱中症を疑うべき異常行動だ。
ところが、顧問は「芝居やろうが！ きつい振りすんな！」と怒鳴った。
剣太さんは薄れる意識の中で命の危険を感じていたのだろう。
面や道着を外そうとした。「何しよるんか」という顧問の問いかけに「本能です！」と答え、前に倒れた。顧問は熱中症への認識が極めて低いだけでなく、この期に及んで、甚だしく暴力的だった。
顧問は剣太さんを立たせ、「演技やろうが！」と突き飛ばした。
剣太さんはあらぬ方向に歩き出して壁にぶつかり、「あーっ」と叫んで崩れ落ちるように座り込み、仰向けに倒れた。
顧問は馬乗りになり、怒鳴りながら10発程度の往復ビンタをした。「目を開けろ！ 俺は熱中症の人間を何人も見ている！ そういうのは熱中症じゃねえ！ 演技じゃろうが！」
壁にぶつかった時に額に負った傷の血が、飛び散る勢いだった。
剣太さんは何も反応しなくなった。目を見開き、白目をむいていた。部員たちが水分を取らせようとするが、すべて吐いた。 - 顧問が意識のない剣太さんに「じゃあ行くか」と言って、救急車を要請したのは、午後0時19分ごろである。
約1時間半にわたり、しごきが繰り広げられていたことになる。
自らも足にけいれんを起こし、歩くことがままならなかった弟が剣道場の温度を確認すると、36度だった。顧問から連絡を受けた父の英士さんが病院に駆けつけると、剣太さんは荒い呼吸で目をカッと見開いていた。
「うおー！」とうなりながら起き上がろうとするのを、英士さんは懸命に押さえた。
母の奈美さんも病院についたが、夕方、剣太さんは亡くなった。体温は42度もあった。熱中症を悪化させた熱射病だった。 - 通夜の席で、弟から状況を聞いていた奈美さんは、剣太さんを殴り続けたことについて、
顧問を問い詰めたが、顧問は「気付けのためにやりました」という言い訳を繰り返したという。
顧問の横暴を止めるべき立場にいた副顧問も「止めきれませんでした」と答えるだけだった。
4日後に学校が開いた保護者会では、学校側からは謝罪も詳細な経緯報告もなく、他の生徒の心のケアについての相談体制の話に終始していた。4カ月後、大分県教委から、顧問は停職6カ月、副顧問は停職2カ月の処分が下った。
しかし、県教委の対応は両親には誠意が感じられなかった。連絡は二人が問い合わせをした時のみに応対するだけ。
顧問・副顧問の処分決定に至る説明もなされなかった。
ここから、両親の長い長い戦いが始まった。 - 翌2010年、顧問・副顧問らに対する損害賠償請求訴訟を大分地裁に起こした。
同時に、その教諭2人を業務上過失致死と重過失致死の容疑で大分県警に刑事告訴した。大分地裁での損害賠償請求訴訟では2013年、顧問の過失が認められた。
ただ、賠償金の支払いそのものは顧問ではなく、大分県などに命じられた。
公務員が職務上、違法に他人に損害を与えた時は、「国や自治体が賠償責任を負う」とする国家賠償法の規定に基づいたためだ。両親はこれに納得しなかった。
国家賠償法は本来、消防士や警察官などが危険な職務で臆することがないようにするためなど、限定的に適用されるべきであって、
「暴力教員を自治体が守るのはおかしい。部活動の暴力的な指導の抑止につなげるためにも顧問個人が支払うべきだ」と、福岡高裁に控訴した。この控訴は退けられ、最高裁も上告を退けた。
しかし、あきらめなかった。 - 今度は、賠償金を顧問に負担させる「求償権」を大分県が行使するべきだと、県の在住者として住民訴訟を起こしたのだ。
この裁判では、2016年に大分地裁で、2017年には福岡高裁で求償権の行使を命じる判決が出て、最終的に顧問は賠償金を払った。
両親の代理人弁護士が「学校の事故に関し、公務員個人の賠償責任を認めた判決は高裁レベルでは初」と話したように、
部活動での誤った指導について、司法の厳しい判断の流れをつくる画期的な判決でもあった。ただ、顧問の刑事責任は問われずにいる。
業務上過失致死などでの告訴は、2012年に大分地検が不起訴に。
再捜査を申し立てたが、2019年に最高検が不受理とした。2020年には保護責任者遺棄致死の容疑で告訴したが、
こちらも不起訴に。両親は検察審査会に審査を申し立てたが、今年4月にこれも「不起訴相当」となった。 - スポーツの怖さを知らないクズが指導者になるとこうなるんか…
- 日本軍では良くあること
- ただの殺人じゃん
- 怖いな
なんでこんなとこに行ってまで剣道とかやりたいのか
さっぱりわからん - >>10
推薦目当てだろ、お前ひょっとしてバカ？いや、バカなんだろうなｗ - >>42
推薦目当てにこんな殺されるかもしれないとこに通うのか
理解できんな - な？【男】だろ
- この殺人者はまだ教師してんの？
- さすが、心が鍛えられてるなぁ
- やっぱりほとぼり冷めたら酒の席で俺も昔はやんちゃでさーとかやってるのかな
- 水分摂るなとか言うキチゲェ指導者まだいるのかよ
- 最低でも傷害致死だろ
- ひとつ貼り忘れた
午前10時半ごろから打ち込みが始まり、トイレに嘔吐しにいく部員が現れ始めた。
吐き気は中度の熱中症の症状の一つだ。
しかし、顧問は戻ってきた部員を案ずるどころか、腰を竹刀で3発ほどたたいた。主将である剣太さんへの指導も苛烈さを増した。
「俺の言ったポイントが全くできていない！」
「気迫がない！」と、顧問は声を荒らげた。
面を持ち上げ、むき出しになった首をたたく場面もあった。その後、剣太さんは一人、練習を続けさせられる。顧問は、個々の打ち込みが合格かどうか、部員全員の挙手で決めさせる方式を採った。
剣太さんを合格とした部員はいた。しかし、顧問から「どこがいいんだ！」と責められ、誰も挙手できなくなった。「俺、頑張るけん、みんな手を挙げてな！」と自らを鼓舞した剣太さんだったが、徐々にふらつく。
繰り返し壁に当たるようになり、ついにひざまずいた。そして、「もう無理です」と言った。 - もちろん逮捕されたんだよね？
- どう見ても殺人じゃん
キッチリ死刑にしとけよ - 未来のある子供をシバキ殺して罪にもならず停職半年で済むのか
- 剣太って名前だったから多分親も剣道をやってて息子にも楽しんで欲しかったんだろうな
- >>21
それに縛られちゃったか - 戦後GHQが廃止すべきだったな
武道（笑）は - こういう指導者がありがたがられてる現状があるわけやろ？
理解できん - ただの殺人だろ
こんな人間守ってんじゃねーよホントクズだな教育委員会って - な、ジャップだろ？
- 昭和脳…
- これで懲戒解雇じゃないってどうなってんの？
- 顧問キチゲェすぎる
- こいつの孫を56すべき
- 殺人と死体遺棄と死体損壊だな
- 九州男児（笑）
- さすがに教師としては働けないんじゃないの
- >>33
平然と働いてそう - >>33
需要があれば今後も剣道部の指導者をやるだろう
理解できんが - >>33
別の高校の剣道部顧問やってるらしい - Theジャップ
- こういうやばい教師ってトラブル起こした後に学校でどういう扱いされてるんだろう
生徒からも直接人殺しとか言われてるんだろかね - やっぱり体育会系のノリはクソ
- 部活は脳筋教師のストレス解消にしかなってない
- この顧問が今も公務員として教師として働いてるという事実
- 部活なんてやるから悪い自殺だろ
- 殺人事件ですやん
- 学生も反撃すればいいのに
従って殺される奴多すぎ - 慰安婦もこんな扱いしてたんやろなー
- なんですぐ基地外化してしまうん？
- 今ならすぐにウワサになって飛ばされるんだろうな。ママさんネットワークはすご過ぎる
- 障碍者を教師にしたらあかんやろ
クッキー作らせとけよ - インパール作戦の伝統は見事に受け継いでいる
- この事件覚えてるわ
- ＞ただ、顧問の刑事責任は問われずにいる。
終わりだよこの国 - >>52
マジで終わってんな - 中世ジャップランド
- 公務員って国や自治体が賠償金を出してくれるのか
知らなかったわ - 同じ目に早くあって欲しいな
- 両親はまっとうな手段でやりすぎだろ
裁判など通さずに恨み晴らしてもいいのに - どうして武道やってるヤツっていつも人殺して反省しないの？
- 2009にいまだにこんなこと言うやつが残ってたんやな
さすがにもうおらんやろ…
- スゲー
不起訴になったのかよ
何が起こってんだよ - ハートマン軍曹みたいに熱血指導も過ぎると殺されちゃうのにようやるわ
- 凶悪殺人事件やのぅ
- この手の事件ってなんで逮捕されないんかな
事件だよこれ事故じゃない - >>63
ジャップがイカれてるからでしょ？
こんなん豚箱で10年ぐらいは収監されて当たり前なのにそれすら出来ないんだから腐ってんのよ - 故意の殺人でしょ
- これで不起訴ってもうなんでもありだな
- 昭和の昔じゃなくて2009年でも平然と問題にならない状況だったのか
弟も部員で現場を見ていて遺族が訴えることがなければ何事もなく流されて泣き寝入りをしていた
この顧問は裁判の結果停職処分で終わり刑事罰は受けていない
今もどこかで指導者をやっているのか - なんで人殺しが守られてんの？
- いじめでの自殺がただの子供のいじめで終わる国なんだから殺人事件にならないでしょうよ
- ハハッ、九州ジャップらしいやｗ
- 普通に殺人
- 剣太とかいう剣道強制な人生
親ガチャ失敗やん
- 業務所過失致死→不起訴
再捜査→不受理
保護責任者遺棄致死→不起訴
検察審査会→不起訴相当鉄壁だな
- ただの殺人でワロタ
- 中学高校の延長で教員になっただけだもんな
アホなのは運命 - また九州かよ
男尊女卑と学校関連は戦前クラスだよね
剣道部で熱中症。「演技じゃろうが！」ゲロ吐いた部員を竹刀で叩いたり、主将を倒れたままにして殺害へ。
嫌儲
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