【800人調査】交際相手からGPSアプリで行動を把握されることに抵抗がない→全体の３割近く　自分も彼氏に言われてアプリを、と女子大生

ＧＰＳで行動把握３割容認の調査

http://www3.nhk.or.jp/lnews/tokushima/20210118/8020009897.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

ＧＰＳ機能を悪用したストーカー行為が問題となる中、交際相手から
ＧＰＳアプリで行動を把握されることに、抵抗がない学生が全体の３割近くに及ぶという、
徳島文理大学などの調査結果が公表されました。

県警察本部と徳島市の徳島文理大学は、官学連携でストーカー行為を調査、研究していて、
去年６月から１０月にかけて、県内４つの大学や専門学校の学生８００人を対象にアンケート調査を行いました。
この調査について研究チームの１人で岡山県立大学の小畑千晴准教授が、
１８日大学で調査結果を報告しました。

それによりますと、自分のスマートフォンに交際相手がＧＰＳアプリをインストールし、
行動を把握することについて、「許せる」「やや許せる」と回答した学生が全体の２６％にのぼったということです。

この結果について小畑准教授は「若者は秘密のない関係を受け入れることが、
愛情だと捉えている可能性がある」と分析していました。
また、県警察本部少年女性安全対策課の喜田薫課長補佐は
「交際当初は相手の要求を受け入れることが愛情だと思っていても、時間がたつにつれて窮屈になることもある。
その時に要求を拒むと相手が怒りや不安を感じることになる」と交際関係のもつれから
ストーカー行為に発展するプロセスを解説しました。

参加した大学３年生の女子学生は「自分も彼氏に言われてＧＰＳアプリを入れて
いましたが、危険だと思いました」と話していました。

01/18 20:30