梯子を抱えるようにして地面に倒れているのを発見された71歳 意識不明の重体　そばにはヘルメット・妙高

除雪中に転落か１人重体 妙高市
(にいがた県)

http://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/20210113/1030015352.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

記録的な大雪の影響が残る県内では１３日も雪下ろし中の事故などが相次ぎ、
妙高市では屋根の雪下ろしをしていたと見られる７０代の男性が転落し、意識不明の重体となっています。

１３日午前９時過ぎ、妙高市栗原の建設会社の敷地内で作業小屋の屋根の除雪作業をしていた
野口栄吉さん（７１）が、ハシゴを抱えるようにして地面に倒れているのを会社の従業員が見つけ、消防に通報しました。
警察によりますと、野口さんは知り合いの会社の除雪作業を手伝っていたということで、
高さおよそ２メートル６０センチの屋根にハシゴをかけて作業していたところ、転落したとみられるということです。

転落した場所は除雪が済んでいたということで、野口さんは地面に頭を強く打って
病院に運ばれ、意識不明の重体だということです。
野口さんが倒れていた近くにはヘルメットも落ちていて、転落の際に
外れたとみられるということで、警察が当時の状況を調べています。

各地の消防本部などによりますと、１３日はこのほかにも雪下ろし中の転落や
雪道での転倒で少なくとも７人がけがをするなど、今月７日からの記録的な大雪や強風に関連し、
県内では１３日午後までに６人が死亡、２２６人がけがをしています。
また、この冬に入り、除雪など雪に関連する事故で亡くなった人は、これまでに１２人に上っています。

01/13 18:02