【日本経済新聞】Twitter、トランプ氏のアカウント凍結　永久停止も示唆

【シリコンバレー=白石武志】米ツイッターは6日、度重なる重大な規約違反があったとして、トランプ米大統領のアカウントを一時的にロック（凍結）したと明らかにした。今回は問題となった投稿を削除すれば12時間後に凍結を解除するが、今後も違反が続いた場合にはアカウントを永久に停止する考えを示した。

　問題となった投稿は現時点では閲覧できない状態になっているが、米メディアによるとトランプ氏は6日未明から2020年の米大統領選の結果について虚偽の主張を続けるツイートを連投していた。一連のツイートが6日に首都ワシントンで発生した同氏の支持者らによる暴動をあおったおそれがある。

　ツイッターは公式アカウントを通じ、「首都ワシントンで前例のない暴力的な状況が継続していることを受けて、3件の投稿について削除を要求した」と明らかにした。トランプ氏が問題となった投稿を削除した後も、12時間は新たな投稿ができない状態にした。同氏がツイートを削除しない場合には、アカウントは凍結されたままとなる。

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https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN070Y30X00C21A1000000
2021年1月7日　10時05分