学力、運動神経、コミュ力、経済力、ルックス。どれか１つだけ１０倍にできるとしたらどれをアップさせたい？

「会話がしんどい」すべての人に「元コミュ障アナウンサー」が伝えたいこと
11/14(土) 8:01配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/5b84667e59c29fbb3cc754b4a6ecfebfd7cadc4c
　ニッポン放送のアナウンサー・吉田尚記さんは、平日深夜の帯番組のメインパーソナリティを担当する傍ら、
自らの趣味でもあるアニメなどのイベント司会を年間100本超もこなす、「日本一忙しいラジオアナウンサー」として知られる。
　さらにこの9月には、コミュニケーションをテーマにした書籍としては通算4冊目となる『元コミュ障アナウンサーが考案した
会話がしんどい人のための話し方・聞き方の教科書』(アスコム)を上梓した。
　多方面で大活躍する吉田さんはなぜ、「コミュニケーション」にこだわり続けるのか。 　(取材・文:小泉なつみ、写真:飯本貴子)
「コミュ力の鬼」の過去
　「マスクはしてないほうがいいですか？　ラジオブースが空いてればそこでも撮影できますよ。
その方がラジオ局のアナウンサーっぽい写真が撮れますよね」 　開口一番がコレという、気遣いの方である。
相手の求めることを瞬時に察し、最大限で応えようとしてくれる。「元コミュ障」の片鱗も見えないどころか、
言わずとも我々の希望を察してくれる「コミュ力の鬼」といった感じだ。
しかし吉田さんは、「アナウンサーとしては壊滅的にできなかった」と言う。
　「だいたいどの番組でもゲストをお呼びしますよね。そうなると相手の話を聞けないとダメなわけですが、
僕はそれがまったくできなかったんです。ディレクターからは『聞き上手になれ！　』ってしょっちゅう怒られました」
　新入社員歓迎会の挨拶で、「1、2、3、ダァーッ！」と言ってドン引きされる。ゲスト以上に喋って場をしらけさせてしまう。
　アナウンサーになりたての20年前、吉田さんが「場を盛り上げなければ」「面白いことを言わなければ」という思いでとった言動はすべて空回った。
　ゲストに「日本一からみづらいアナウンサーですね」と言われ、「つまんない放送だった」と音響担当の技術者からダメ出しをされるほど、
アナウンサーとして危機的な状況だった。 　誰よりもコミュニケーションに怯え、それでも毎日喋らなくてはならず、大怪我を負っては上手くいく方法を考え続けた。
　「自分の努力でなんとかなる“話し上手”はわかるんですけど、“聞き上手”っておかしいよなとずっと思っていました。
だって冷静にその言葉を考えてみると、『どうかいい話をしてください！　』って念じたら相手が話し出す超能力になってしまう。
だから自分なりにとことん考えてみた結果、聞き上手は“質問上手”のことだったんです。
　それに、コミュニケーションは自分の欲求を通すためでもないし、相手を論破するためでもない。
コミュニケーションの最終目的はコミュニケーションだと思い至ったんです」

努力じゃどうにもならないから

女ならルックス

まあ男は年収、女は顔だね