【韓国】 チョン総理「91年前、日帝の抑圧と圧制を打ち破った光州青年精神…ロウソク革命に継承」

▲チョン・セギュン国務総理が3日、光州広域市西区学生独立運動記念塔で開かれた第91周年学生独立運動記念式に参加して焼香している。/聯合ニュース

丁世均（チョン・セギュン）国務総理が「第91周年学生独立運動記念式」に参加し、日帝時代、光州（クァンジュ）で触発された青年精神を強調した。この精神が各種民主化運動を経て2017年ロウソク革命まで続いたという歴史解釈を出した。

チョン総理は3日、光州学生独立運動記念塔で開かれた記念式で「91年前、青年学生たちの義に徹した叫びが聞こえてくるようだ」として「その毅然とした勇気がついに祖国光復のたいまつになった」と話した。

チョン総理は「(光州学生独立運動は) 1930年3月まで5カ月間、全国320余りの学校、5万4,000人余りの学生たちが参加した挙国的抗日運動に発火した。ソウル、公州、開城、仁川、元山、平壌、咸興、釜山、春川など三千里津々浦々に広まった」と説明した。それと共に「国内だけでなく、間島、沿海州、上海、北京、日本など海外でも万歳デモが続き、米国、中国、日本、メキシコ、キューバなどでは支持大会と特別後援支援金募金運動まで展開した。全世界が大韓民国青年学生たちの熱い勇気に拍手を送った」と付け加えた。

学生独立運動は1929年10月30日、光州-羅州（ナジュ）間通学列車で日本人学生たちが朝鮮女子学生に戯れるとすぐに光州高等普通学校(現光州第一高)の学生たちと日本人学校である光州中学校の学生たちが衝突して起きた事件だ。その後、学生たちは同年11月3日、日王誕生日行事に参加した学生たちが光州市内で抗議デモを行った。

学生独立運動は3・1万歳運動、6・10万歳運動と共に国内3大独立運動の一つに選ばれる。

チョン総理は「その正しい叫び声が抑圧と圧制を打ち破って立ち上がり、大邱2・28、大田3・8民主義挙を経て4・19革命と釜馬抗争にひっそり続き、5・18民主化運動と6・10民主抗争、2017年光化門ロウソク革命に綿々と継承された。祖国が危機におちいるたびに連携して立ち上がった青年たちが新しい大韓民国を作った」と強調した。

引き続き「91年前、世界のどの国も日本帝国主義をはね除けて私たち民族が独立するとは思わなかった。あきらめずに挑戦する青年・柳寛順（ユ・クァンスン）精神が、青年・尹奉吉（ユン・ボンギル）精神が、青年・安重根（アン・ジュングン）精神がそして光州青年の精神が不可能を可能にした」と明らかにした。

チョン総理は「私たち皆は一時、青年であったし私たちの父も母も、祖母も祖父もみな青年だった。今、私たちはコロナ19(新種コロナウイルス感染症)という前例のない危機のトンネルの中だが、私たちの両親も、祖父祖母、大韓民国を作り出したすべての先祖もみな大変だっただろう」と主張した。

合わせて「先祖がそうしたように、私たちも決してあきらめないようにしよう。私たちは今、大韓民国は危機を突き抜けて『より良い大韓民国』『世界を導く先導国家』に成長しなければならない歴史的使命の前に立っている」と力説した。

チョン総理は「私は私たちの青年たちに『失敗しても大丈夫だ』と言う世の中を作りたい。文在寅（ムン・ジェイン）政府は2018年、学生独立運動記念式を政府主催に格上げし、私たちの誇らしい歴史として正しく評価するよう正し、過去2年間、学生独立運動有功者158人を発掘・褒賞した」と紹介した。

また「民主化の聖地に立って光州市民と全南道民そして大韓民国国民と共に切実に念願する。戦争のない平和な韓半島、国民皆がお金の心配なしに痛ければ治療を受け、習いたければ公平に学び、仕事をしたいすべての人が思う存分仕事をして、青年が自由に未来を夢見て、壮年が安定的で幸せな生活を享受し、老年が豊かで余裕ある日常を楽しむ国を作る」と話した。

政治部ユン・ギョンファン記者

ソース：ソウル経済（韓国語）チョン・セギュン"光州（クァンジュ）青年精神で日帝はね除けて…5・18,6月抗争、ロウソクのあかり革命で継承"
https://www.sedaily.com/NewsView/1ZA9IXFO3R/GE06

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