安倍の支持率の裏にネトウヨあり。海外のデータアナリストが日本のツイートを徹底的に分析した論文が発見される（翻訳版あり）

2014年の日本の総選挙。政治ボットとネット右翼活動家。安倍晋三首相の隠れたナショナリズム政策

我々のツイッターデータの分析は、2014年の総選挙において、政治は公式の選挙プラットフォームやマスメディアの目に見える、あるいは顕在的な公共圏では起きていなかったが、ソーシャルメディアの潜伏した公共圏が「見るべき場所」であったというキングストンの仮定を支持するものである。
それゆえ、安倍の隠れたナショナリスト的政策が、日本会議やJ-NSCだけでなく、ネトウヨによっても支持され、多くが反安倍の立場をとりながらも、安倍と同様のナショナリスト的政策の巨大なネット支持軍団を形成していたのは、ソーシャルメディアの潜伏の中にあったのである。

2014年の日本の総選挙の場合、計算されたプロパガンダを利用しようとする試みを多数検出することができました。選挙当日の前後数週間に収集されたツイートを調査することで、いくつかのボットネットの活動を明らかにすることができました。
政治家や各政党による選挙運動のためのソーシャルメディアの利用については、すでに様々な研究者が研究しているが、日本におけるソーシャルボットの役割（広義の意味での）については、まだ十分に研究されていない。

原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5733662/

嫌儲有志による翻訳
https://wt.social/post/wgezq7l5319178312000

>このことから、ソーシャルボットのネットワークによる標的型キャンペーンが示唆され、同じツイートのコピーを多数投稿したり（別のウェブサイトへのリンクを貼るなどの微修正を加えて）、大量のリツイートを行うことで、特定のトピックの頻度や重要性を高めようとしていることがわかった。
>そこで、重複ツイートを自動的に識別するためのシンプルで効率的なアルゴリズムを実装した。ツイートは、空白、句読点（@と#を含む）、URL、RTマーカーを削除することで正規化され、ハッシュ構造を用いて正規化されたツイートの正確な重複を認識することができる。
>このアルゴリズムは、431,050ツイート（79.4％）を重複ツイートとして識別しました。

>さらに分析を進めていくと、ネトウヨとJ-NSCなどの自民党の下部組織との間に個人的な重複があることも明らかになるかもしれないが、安倍や自民党自身がボットを管理しているとは考えにくい。
>それにもかかわらず、2013年5月7日の国会演説（2020年オリンピック招致に向けた日本への世界的な視線が引き金となった可能性が高い）で、在特会の人種差別的デモに対して「極めて残念」と表明するなど、安倍総理が在特会に対して明確な姿勢を示しているにもかかわらず、ネトウヨのあらゆる分派のナショナリズム的な計算プロパガンダは、直接的または間接的に安倍総理の隠れたナショナリズム的アジェンダを支えているのである。
>安倍は彼らの活動から利益を得ている。モリスと鈴木の言葉を少し変えて言えば、「インターネット時代には、政治家がメディアに直接介入する必要はもはやない」。

旧与党時代に吸い上げた裏金をネットに回したんだよ
野党になったから反社やカルトに近づいてカネ回しやすくなったのもある

工作の直撃を食らった情弱ネトウヨ世代の現30代40代男性とか、各種調査で目を覆うような数字が出てるわ
山本太郎がそこの潜在的ネトウヨ層をまだ腐敗糾弾・人道主義のマシな方に持っていけてるのは一定の評価に値する