河井議員夫妻選挙買収事件、遂に聖帝に辿り着く　「官邸から振り込まれた1億5千万について、当然総理にも話を聞くことになる」

去年の参議院議員選挙を前に河井案里議員と夫の克行衆議院議員から県内の市や町の首長などに現金が配られた疑惑について市民団体が、自民党などに質問状を送った。
こうした中広島市議会の元議長が家宅捜索を受けたこともわかった。

質問状を提出したのは河井議員夫妻の疑惑を追及する市民団体だ。
質問状では、去年の参院選で自民党本部が河井案里議員と夫・克行議員に政治資金として１億５０００万円を振り込んだ理由や河井議員夫妻が説明責任を果たしていないことなどについて安倍首相や自民党などに問いただしている。

河井議員夫妻の疑惑をただす会山根岩男さんは「どういう風に（政治資金を）使ったかは説明責任を果たすことがいるだろう」と語る。

参議院選挙を巡っては克行議員が県内の市や町の首長や議員らに現金を渡した疑いが浮上…。
検察は今月、自民党系の複数の県議の事務所や自宅を家宅捜索した。
今月１６日に家宅捜索を受けた平本徹県議は記者の問いに現金の授与は「ない」聴取については
「それは受けてるんで。しっかりと話をさせていただいている」と答えている。

また、広島市議会の元議長・平野博昭氏もおととい、自宅と事務所の家宅捜索を受けたことがわかった。
広島テレビの取材では、これまでに２０人以上の県内の市や町の首長や議員が検察に事情を聞かれ、このうち９人が「克行議員が現金を持ってきた」と証言している。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200423-00000664-htv-l34