無料でゲームをくれることでお馴染み「Epic Games」のCEO「我々はAppleやGoogleに匹敵する企業を目指している」

「AppleやGoogleに匹敵するゲームストアへ」、Epic GamesのCEOが語る

米Epic Games（エピックゲームズ、以下Epic）最高経営責任者（CEO）のTim Sweeney（ティム・スウィーニー）氏がインタビューに応じた。アプリストアを巡っては米Apple（アップル）などと係争中。その中で同社のストア「Epic Games Store」をモバイル向けに拡大する意欲を見せる。2025年中には日本でもiOS向けのモバイルストアを始める考えだ。アップルや米Google（グーグル）に対する強みやアプリ開発者などへの訴求ポイント、競争優位戦略などについて聞いた。
Epicが、ゲーム配信サービス（ゲームストア）の拡大に力を注いでいる。同社の「Epic Games Store」におけるPC向けユーザー数は2024年末に2億9500万人に達した。同年の月間アクティブユーザー数は平均で6720万人。PC向けゲームストアで最大手の米Valve（バルブ）の「Steam（スチーム）」に次ぐ存在になっている。
Epic Game Storeではゲームの販売会社などに課す手数料を0～12％と一般的な30％よりも低く設定することで、ゲーム開発者やゲームパブリッシャーを呼び込む考えだ。これによりサードパーティー製ゲームのラインアップを拡充していく。ゲームストアの売上高は公表していないものの、Epic Games Storeの開始から、開発者（デベロッパー）やパブリッシャーに支払った金額は21億ドルを超えたという。
今後、Epicが注力するのがモバイル向けのゲームストアだ。アップルやグーグルといったモバイルのプラットフォーマーと法廷闘争を繰り広げながら、2024年8月にサービスを開始した。
ゲームストア用アプリがインストールされた回数は4000万回に上る。2025年中に7000万回に引き上げる目標を掲げるなど、攻勢をかけている。こうしたゲームストアの戦略について、Epic Games最高経営責任者（CEO）のTim Sweeney（ティム・スウィーニー）氏に話を聞いた。

「AppleやGoogleに匹敵するゲームストアへ」、Epic GamesのCEOが語る

　米Epic Games最高経営責任者のTim Sweeney氏がインタビューに応じた。その中で同社のストア「Epic Games Store」をモバイル向けに拡大する意欲を見せる。米Appleや米Googleに対する強みやアプリ開発者など訴求ポイント、競争優位戦略などについて聞いた。

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