「勝利の女神：NIKKE」のSHIFT UP社、売上190億円に124億円の利益。日本市場における成功が寄与

現時点では新プロジェクトの対応プラットフォームや概要は不明だが、「次世代クロスプラットフォームプロジェクト」が銘打たれており、Unreal Engineを使った開発の経験者や3Dキャラクターのアニメーターを募集している。また、募集しているシナリオライターの担当業務には「AAA級アーバンSFアクションRPG」という文言も見られる。

したがって、都市が舞台で、3Dグラフィックスを使ったSFアクションRPGの大作級プロジェクトの可能性がある。

SHIFT UPは、NCSOFTで「ブレイドアンドソウル」のアートディレクターを務めていたキム・ヒョンテ氏が退社後の2013年に立ち上げたゲーム開発会社。2022年にはテンセントが20%の株式を取得している。現在はIPOに向けた準備を進めている。

4月26日には、SHIFT UP初の家庭用ゲーム機向けソフト「ステラーブレイド」(PS5)が発売予定となっており、色々な意味で話題を集めている。

SHIFT UPは4月1日に監査報告書を公示しており、2023年に売上高1,686億ウォン（約190億円）、営業利益1,111ウォン（約124億円）を記録していたことが明らかになった。

営業利益は前年比で508%増加。営業利益率は65.9%となった。

2023年11月にリリースされた「勝利の女神：NIKKE」が日本市場で大きな利益を上げ、売上を牽引した。

ソン・フンミン
マ・ドンソク
キム・ヒョンテ