【島根】 小学生が新春の伝統行事「五十猛のグロ」を学ぶ

01月14日　16時24分

国の重要無形民俗文化財に指定され、大田市の五十猛町に伝わる新春の伝統行事、「五十猛のグロ」の歴史などを地元の小学生が学ぶ授業が行われました。

「五十猛のグロ」は、「グロ」と呼ばれる竹やござでつくった小屋に神様を迎え入れ、小屋の中のいろりでもちなどを焼いて食べて、ことし１年の無病息災や豊漁を祈願する新春の伝統行事です。
「グロ」は毎年１月１１日に作られますが、新型コロナウイルスの影響で去年に続いてことしも中止されました。
１４日は、五十猛小学校で行事について学ぶ授業が行われ、各教室をオンラインでつないで、３年生から６年生の児童４４人が参加しました。
はじめに地元の歴史研究会のメンバーが、地域の歴史などを手作りの紙芝居で紹介しました。
このあと、民俗学に詳しい山陰民族学会理事の多田房明さんが「五十猛のグロ」について説明しました。
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全文は下記URLで

https://www3.nhk.or.jp/lnews/matsue/20220114/4030011228.html

あらら

五十猛（いそたけ）は、島根県大田市の地名。現在の大田市五十猛町付近。

地名は素戔嗚尊（スサノオノミコト）の子である五十猛命（イタケルノミコト/イソタケルノミコト）が当地に上陸したことに因む。