自民・甘利氏「日本の大学ランクが落ちているのは補助金を待ってる受け身の大学ばかり」

「補助金を待ってる受け身の大学ばかり」自民・甘利氏

■自民党・甘利明幹事長（発言録）

　日本の大学のランクが落ちている。国の補助金を待っているだけの受け身の大学ばかりだからだ。世界中の大学には、研究をし、人材を育み、「それを活用できないか」という経営部門があるが、日本の大学、国立大学にはない。

　だから、その改革をするところには研究費を積み増す（制度を作った）。そして国立大学と国立研究所の研究者が、いつ、どこで、誰がどういう論文を発表し、どういう特許をもって、今予算が足りているか足りていないか、ぜんぶを調べてデータベースをつくった。

　途端に世界中の企業が「使わせてくれ」と殺到している。でも、これをやったのは日本の企業のため。でも、日本の企業は「ああ、そうですか」。日本に足りないのはチャレンジスピリットだ。宝の山があるのに、世界の企業が「使わせてくれ、使わせてくれ」、（一方）日本の企業は傍観。日本は要素はあるから、引き出してつなげれば、再び日本が世界一になれる。（東京都福生市の街頭演説で）
https://news.yahoo.co.jp/articles/d478e533e56333436a041136f5c1d729a3362ce4