【和歌山ｶﾚｰ】某国立大学で新品未開封のアジ化ナトリウム紛失。致死量は２グラム

鹿児島大学で毒物・アジ化ナトリウム紛失　成人およそ３０人分の致死量
2021/10/06 19:38　MBC南日本放送

鹿児島大学は６日に会見を開いて、毒物に指定されている「アジ化ナトリウム」が学内で紛失したと発表しました。

鹿児島大学によりますと、紛失したのは医歯学総合研究科の教員が、去年９月に実験用に購入した「アジ化ナトリウム」で、未開封の容器１本に２５グラムが入っていました。

先月１４日、学内で保管する毒物などを点検した際に紛失が発覚し、国や警察などに報告しました。学内の規定では、毒物は劇物保管庫で管理します。
しかし購入後、教員が保管庫に入れるのを忘れ、研究室に放置されたままになっていたということで、誤って廃棄された可能性があるとしています。

アジ化ナトリウムは、人が飲んだ場合死に至るケースもあり、紛失した２５グラムは成人およそ３０人の致死量に相当するということです。

鹿児島大学は今後、調査委員会を立ち上げ、原因を調べるということで、佐野輝学長は「多くの人に迷惑をかけたことをおわびする。再発防止に努める」とコメントしています。

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