陸自尉官(需品学校総務部)無断でフィリピンマレーシアに22回渡航＆部外者が駐屯地内に入る際に必要な入門証10枚無断作成配布したり

無断で海外旅行２２回 自衛官を停職処分 陸自松戸駐屯地

http://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/20210903/1080015805.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

千葉県松戸市にある陸上自衛隊松戸駐屯地の５０代の１等陸尉がおよそ５年間に２２回、
自衛隊の規定に違反して無断で海外旅行に行っていたなどとして、
陸上自衛隊は３日付で停職１２日の懲戒処分にしました。

停職の懲戒処分を受けたのは陸上自衛隊松戸駐屯地の需品学校総務部に所属する５０代の男性１等陸尉です。
松戸駐屯地によりますと、１等陸尉は平成２７年２月から去年１月までのおよそ５年間に、
フィリピンとマレーシアにあわせて２２回、無断で渡航していたということです。

陸上自衛隊の服務規定では海外旅行をする際は事前に申請し、承認を得る必要がありますが、
２２回すべてで申請を行っておらず、１等陸尉は「申請が間に合わず、
承認されないと思ったため無断で行った」と話しているということです。

さらに１等陸尉は去年４月から９月にかけて部外者が駐屯地内に入る際に必要な「入門証」を
無断で１０枚作成し、ＯＢらに渡していたことも分かったということで、
これは職務上の義務違反にあたるということです。

１等陸尉はいずれについても認め、「深く反省している」と話しているということです。

これについて陸上自衛隊需品学校長の池田頼昭陸将補は
「このような事案が発生し、誠に遺憾です。自衛官としての使命や法令に関する教育、
指導を徹底し、再発防止に努めていきます」とのコメントを出しました。

09/03 18:14