ジェラートを見つめる女子高生がめちゃ幸せそう

南陽産果物のジェラート　南陽高生開発、販売始まる

地域の魅力が詰まったジェラートの開発を進めてきた南陽高（南陽市、木村智行校長）の市役所部が9日、市内の専門店で、完成商品の販売をスタートさせた。
良質な果実を生産している市のＰＲに加え、生産者の思いも届けようと取り組んできた。口にした人の「おいしい」の声に、生徒たちは手応えを感じていた。

同市梨郷の南陽ブルーベリー園で生産者の思いを聞いて収穫した果実に、市内産のモモをミックス。「雄大な風景を栄養とした
野性味あふれるブルーベリー・優しく甘いモモ」をテーマに、市内宮内のジェラート専門店「ｇｅｌａｔｏ　Ｅｎ（ジェラート　えん）」と共同開発した。

　生徒が手作りしたチラシでは、生産者のこだわりなどを紹介。3年生で部長の島崎彩香さん（17）は「おいしい果実を生産する南陽市をＰＲするだけでなく、地域の問題点も共有できた。
一緒に地域を盛り上げたい」と意気込んだ。白岩孝夫市長も「味わい深くておいしいし、新しい」とエールを送った。この日参加した6人のメンバーは、近くの熊野大社を訪れた参拝客らにも声を掛けてアピールした。

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